「添付できるファイルは1つまで」。手元には、履歴書と資格証の写しと同意書、紙が3枚。
1枚ずつ写真を撮ると3ファイルになってしまいます。
iPhoneの「ファイル」か「メモ」の「書類をスキャン」なら、「完了」を押す前に続けて撮ることで、何枚かを1つの書類にまとめられます。 コツは、全部撮り終えるまで「完了」を押さないこと。保存したら、名前の最後が「.pdf」になっているかと、ページの順番を確かめてから出します。
アプリを入れる必要はありません。
この記事の前提
- 使うもの:iPhoneの「ファイル」か「メモ」(どちらも最初から入っています)
- 手順は、Appleの公式の案内(2026年11月8日に確認)に沿っています。iOSの版によって、ボタンの名前や位置が少し違うことがあります
撮る前に:順番に並べて、明るい場所へ
あとで並べ替えるより、最初から順番どおりに撮るほうが確実です。
- 提出先が指定した順番に、紙を重ねておきます(指定がなければ、履歴書→資格証の写し→同意書のように、大事なものから並べると見やすくなります)
- 机の上など、紙と色の違う平らな場所に置きます。白い机に白い紙だと、端を見つけにくくなります
- 影が入らないよう、照明の真下を少しずらします
「ファイル」アプリでスキャンする手順
保存場所を自分で決められるので、提出用には「ファイル」アプリがおすすめ。
- 「ファイル」アプリを開きます
- 「詳細」ボタンをタップし、「書類をスキャン」を選びます
- 1枚目の紙にカメラを向けます。「自動」になっていれば、紙を見つけると勝手に撮ってくれます。手動のときは、シャッターボタンか音量ボタンを押します
- 四隅の丸を動かして、紙の端に合わせます。「スキャンを保持」をタップします
- 「完了」は押さずに、2枚目、3枚目と同じように撮ります
- 全部撮れたら「完了」をタップします
- 保存する場所を選んで、「保存」をタップします
これで、3枚が1つのファイルにまとまります。
「メモ」アプリでもできる
メモに残しておきたいときは、こちらでも同じことができます。
- 「メモ」を開き、新しいメモを作ります
- 「添付ファイル」ボタンをタップして、「書類をスキャン」を選びます
- あとは上の手順3〜6と同じです
メモの中にできたスキャンは、そのままではメモの一部です。提出に使うなら、保存場所を選べる「ファイル」アプリでスキャンするほうが迷いません。
3ページが順番どおりか確かめる
保存したファイルを「ファイル」アプリでタップして開き、ページをめくって見ます。
確かめたいのは3つです。
- ページが3枚あるか
- 順番が合っているか
- いちばん小さい文字(日付や番号)が読めるか
順番が違っていたり、1枚だけぼやけていたりしたら、最初から撮り直すのが確実です。3枚なら、すぐ終わります。
ファイル名も変えておきましょう。「スキャンした書類」のままだと、受け取った人が中身を判断できません。「応募書類_見本花子」のように、提出先の指示に合わせた名前にします。
容量を確かめる
容量をいちばん確実に見られるのは、PDFをMacに送って、Finderで選んで Command+I を押す方法です。
スキャンしたPDFは、枚数が増えるほど重くなるもの。提出先の上限(ハローワークなら2MB)を超えていたら、Macに送って小さくできます。
うまくいかないとき
- 紙の端を見つけてくれない:背景を紙と違う色にして、明るい場所で撮り直します。手動に切り替えて、四隅を自分で合わせることもできます
- 文字がかすれる:iOS 26以降は、スキャンのときに画像フィルタなどのオプションを選べます。白黒に近いフィルタがあれば試してみてください
- すでに写真で撮ってしまった:写真は画像のままなので、このスキャン機能では1つにまとまりません。撮り直すのが早道です
- iPhoneの写真がHEICで出せないと言われた場合は、こちらを参考にしてください
出し終わったら、スキャンを片付ける
「メモ」でスキャンした場合、履歴書などがメモの中に残ります。iCloudでメモを同期していれば、ほかの機器にも。提出が終わったら、要らないスキャンは消しておくと安心です。
提出先の指示がいちばん
「1つだけ添付」「PDFで」「ファイル名は氏名で」。指示の書き方は提出先ごとに違います。並べる順番やファイル名に指定があれば、そちらに従ってください。